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冬に起きる給湯器の水漏れ・破裂。防ぎ方と対処法を具体的に解説

今冬の仙台は、12月としては15年ぶりに積雪8cmを記録するなど積雪量が非常に多くなっています。例年であれば、1シーズンに数回程度の積雪ですが、今冬は週に1度は積雪がある印象です。

その影響もあり、仙台では賃貸物件の給湯器の凍結・破裂が増えています。

目次

給湯器が凍結しただけであれば、解凍するまで待てば、また通常通り使えるようになります。

しかし、給湯器が破裂してしまうと、
・給湯器本体の交換に数万~数十万円(物件によって様々)
・水漏れを起こして他の部屋に被害が出てしまうとその保証にさらに数十万円
と、多大な費用がかかってしまいます。

工事業者様と入居者の方のスケジュールを合わせたり、可能な場合は保険の請求をしたりと手間も増える為、凍結を防止する工夫が必要です。

 

ブレーカーを下げない

近年の給湯器には凍結防止ヒーターが付いています。そのため、ブレーカーを落としさえしなければ、凍結・破裂を防ぐことが可能です。

そのため、
・空室時はオーナー様が電気契約し、常時ブレーカーを上げておく
・入居中は入居者の方にブレーカーを下げないようお願いする
といった対策が有効です。

年末年始の帰省時期などにブレーカーを下げて家を空ける方もいらっしゃるので、当社では特約に明記して、契約時に丁寧に説明するようにしています。

詳しい内容はこちらの「特約でリスクを軽減する」部分をご参照ください。

当社の管理物件に関しては、冬の空室時の電気契約は当社にて費用を負担し対策しています。空室の度にオーナー様に電気契約をして頂くのは手間も多く面倒だと思いますので、このような形を取っています。

またそうしておくことにより、内覧の際に電気をつけて明るい状態でご案内ができます。明るい状態でお部屋を見て頂いた方が、申込が入りやすいためオーナー様や当社にとってもメリットが大きいです。

 

給湯器・給水配管の水抜きをする

「空室時の電気料金を負担するのがもったいない」と感じる場合は、退去があった部屋の給湯器・給水配管の水抜きを行うと良いでしょう。

給湯器と給水配管の水を抜けば、凍結は起こりません。水抜きの方法は給湯器によって異なりますので、取扱説明書等を見ながら行ってみてください。

作業自体は難しくありませんので、特別な道具も必要なく行えるはずです。

 

もし給湯器が破裂してしまったら

上記のような対応をしても、ブレーカーを下げて数日間留守にしてしまう方がたまにいらっしゃいます。そうなると、給湯器の凍結・破裂が起こり得るのですが、そうなった場合は特約に明記している以上、入居者の方にご負担いただくこととなります。

入居者の方の加入している火災保険で対処できる場合もございますので、内容を確認してみると良いでしょう。(一般的には、給湯器の交換費用は難しいですが、水漏れにより他の部屋へ被害を与えてしまった場合の費用は支払われることが多いです)

また仙台の冬は、給湯器だけでなく水道管の凍結も起こり得ます。業者様への連絡や保険請求など細々した手続きが面倒な場合は、地元に根付いたノウハウをお持ちの不動産会社へ管理を任せることがお勧めいたします。

ちなみに当社でも、アパート、マンション、戸建とあらゆる不動産の管理に対応しております。当社の管理内容はこちら

不動産の管理についてお困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。

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