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2021.03.21 賃貸

地震が起きた場合の被害対応と保険活用の手順を詳しく解説

2021年に入り、東北地方では最大震度5を超える大きな地震が2度も起きました。(2021年3月21日時点)

2021年02月13日23時08分頃 震源:福島県沖 最大震度6強
2021年03月20日18時09分頃 震源:宮城県沖 最大震度5強

3月20日には、宮城県で一時津波注意報が発せられるなど依然として警戒が強まっています。

上記の地震により、当社の管理物件にも様々な被害がありました。建物の外壁にひび割れが起きてしまったり、室内のクロスが割れてしまったり、トイレから水漏れがしたり、といった具合です。

現在進行形で対応中ではありますが、当社の管理物件に関しては、一貫して以下のような対応を行っております。

・物件の見回りを行い、外観や共用部、空室の被害状況を確認する
・被害箇所を撮影し保険会社提出用の資料を作成する
・同時並行で提携業者様に被害箇所の修理見積を依頼する
・上記の資料をもとに保険会社へ事故受付をし、鑑定人と現地立会を行う
・保険額が決定したらオーナー様に結果を報告し、必要箇所の修理を実施する

上記の作業を当社で全て代行して行いますので、オーナー様は現地に行く必要すらありません。依頼頂いている管理業務の範囲のため、この対応によって別途費用を請求することはございません。

また社内に専門のスタッフがおりますため、「保険会社へ上手に状況を説明できず保険がおりなかった」「被害箇所を見落として保険請求をしなかった」といった、自主管理の物件で起こりがちなことを防ぐことができます。

 

また、直近で入居が決まっている部屋があれば、優先的に修理を実施して、入居日に間に合わせます。

例えば2/13に起きた地震対応においては、このようなことがありました。

・地震翌日の2/14に地震被害状況の確認したところ空き部屋のクロスが数枚割れていることが判明した(2週間後の3/1新規入居予定)
・オーナー様に状況を報告し、協議の上、地震保険申請前に工事を実施することが決定した
・1週間以内で全ての工事を完了し、3/1には地震前の綺麗な状態まで復元した

地震被害の確認が遅れると、入居者様が入居してから被害が判明することになります。そうなると、入居者様と業者様が都合を合わせて、修理を実施しなければならなくなりますので、入居者様に負担をかけてしまうことになります。

 

入居早々そのようなことになると、場合によってはクレームに発展することもございますので、素早い対応が求められます。

ご紹介したように、オーナー様が地震保険に入っていても、保険の請求を忘れてしまったり、対応が遅れてしまったりといったことが起こると、オーナー様の賃貸経営にデメリットが大きいです。保険請求は面倒な作業が多いため、場合によっては不動産業者へ管理を依頼することも検討すべきでしょう。

 

また、保険内容の見直しも定期的に行うべきです。

稀にではありますが、個人賠償責任保険(物件の屋根の落下等により、他人にケガをさせたり、他人のものを壊したりした場合の補償)に入っていないケースがあります。築浅の物件でオーナー様が不要との判断をして入っていないならば良いのですが、そうでない場合は付加の検討をすべきです。

今回の地震に限らず保険対応において不明点がある場合は、一度当社までご相談頂ければ詳しいアドバイスができます。お気軽にご連絡ください。

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